特集・連載
日本の美意識を取り入れたセイコー プレザージュ
お値打ちモノgram 作り手の思いが詰まることで生まれた、価格以上の価値があるもの、つまり「お値打ちモノ」。ここでは編集部が足と口コミで見つけてきた「お値打ちモノ」の数々をシェアします! この記事は特集・連載「お値打ちモノgram」#68です。
作り手の熱い思いが詰まることで生まれた、価格以上の価値があるいいもの、つまり「お値打ちモノ」。ここでは編集部が足と口コミで見つけてきた「お値打ちモノ」の数々をシェアします!
セイコー プレザージュ
セイコーブティック、セイコーウオッチサロン専用
青琺瑯モデル
セイコーの機械式ウォッチブランド・プレザージュより、日本の伝統工芸を取り入れたモデル。琺瑯職人の横澤 満氏の手により、わずか数㎝の小さな文字盤を琺瑯で作り上げている。自動巻き。パワーリザーブ50時間。ケース径40.5mm。クロコバンド。10万円。
美麗な艶を持つ琺瑯は、腕時計になったらこんなにも魅力的だった
日本のモノ作りが世界で評判となって久しいですが、セイコー プレザージュはまさにその流れで高い評価を得ています。独自技術である「トライマチック」を備えた自動巻きムーブメントが正確な時を刻み、そこに日本ならではの美を融合させています。
この冬登場した本モデルは、何十年経っても色褪せないといわれている琺瑯をダイヤルに採用。文字盤は青く照らされる冬の月夜を表現し、まさに日本伝統の精緻な美しさが際立つ仕上がりとなっています。そんなセイコー プレザージュの琺瑯モデルは、職人の手で一つ一つ作り上げられているのだとか。
またローマ数字によるインデックスは、1895年に生まれたセイコー初の懐中時計タイムキーパーがモチーフになっており、繊細なデザインの秒針は三日月をイメージ。そうして生まれたダイヤルは、モダンでありながらも、蚤の市で見つけたアンティークのような風合いを醸し出すなど、存分に日本の美が体現されています。


♯琺瑯職人、横澤 満氏が製作
富士ホーロー株式会社の技術顧問にして、琺瑯の匠。腕時計の文字盤のような極小面積に琺瑯を施すことができる、日本有数の職人。今回は粘り気の強い紺色の釉薬なので、製造難度はすこぶる高い!
《 琺瑯ダイヤルができるまで 》
生地
塗り焼成
上塗り焼成
夜空のような濃紺の琺瑯に
♯裏蓋はシースルーバック
日常で使いやすく、安定した精度を誇るセイコー独自の「トライマチック」を備えた自動巻きムーブを搭載。サファイアガラスを採用した裏蓋からは、精巧なムーブメントを見て楽しめる。
♯上質なクロコバンド
冬の月夜に見立てた濃紺の琺瑯ダイヤルに添えられるのは、オイルマット仕上げのクロコダイルのバンド。これにより琺瑯の光沢感がより強調される。
♯青琺瑯 ♯機械式時計 ♯夜空
(問)セイコーウオッチお客様相談室
TEL.0120-061-012
https://www.seiko-watch.co.jp/
※表示価格は税抜き