特集・連載
収納の天才ブランドのリュックの中はどうなってるの? 6品を徹底解剖!
靴&鞄ブランド大研究 “本当に必要なモノ”が明白になったコロナ禍の今だから……、“快適なモノ”しか身に着けたくないストレスフルな今だから……、ちゃんとした背景のあるモノしか欲しくない! というわけで、これから10年廃れない&心地よ~く過ごせる、をテーマに全99の靴&鞄ブランドを徹底研究いたします。 この記事は特集・連載「靴&鞄ブランド大研究」#14です。
世には外見だけじゃわからない、知らなきゃ損!な収納を持つバッグが豊作。気になる6つの天才なスペックを持つバッグを集めました。自分に合った天才と出会いましょ!
1.リモートワークの天才
パタゴニア
patagonia[パタゴニア]
レフュジオ・デイパック 30L
15インチまでのPC用パッド入りスリーブを備え、フィールドから通勤まで使いやすい定番、レフュジオ・デイパックが進化。メイン室に着脱可能なオーガナイザーが付属し、小物整理に便利。また、取り外すとクラッチバッグとして使えて、ちょっとしたお出掛けや社内の移動時にも重宝すること間違いなし。W31×H48×D17cm。1万5400円(パタゴニア日本支社 カスタマーサービス)
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リュック内部(スリーブケース付き)
アウトドアデイパからスリーブケースが出てくる!
単体で使用できるスリーブケースは、文房具や書類なども収納でき、デスク上のオーガナイズも果たす。ショルダーには、カラビナやキーホルダーなどを引っ掛けて小物の整理も。


服・靴・鞄と名作揃い
patagonia[パタゴニア]
Since 1973 アメリカ
多くのアウトドア名品を世に生み出したパタゴニア。ボディバッグのスリング、3wayバッグのMLC、じつはバッグも名作揃い。
2.つめこみの天才
バッハ
BACH[バッハ]
ダッフルバッグ 30L
中身を確認しやすい口枠付きのドクターバッグと、バックパックの携帯性を融合させ、世界的なヒットとなっているドクターダッフル。ダッフルバッグをベースに、メイン室に口枠を設けてオープン状態をキープでき、パッキングが超簡単♪ セキュリティロックを使い、メイン室に鍵もかけられる。普段の荷物が多い人や、小旅行にも最適だ。W50×H20×D30cm。1万9250円(バーリオ)
背面
バッグ内部
大口メイン室にとにかくつめ込める
「寝坊した~!」なんて慌てる朝に取りあえず荷物をつめ込んでも、変形せず受け入れる。内側のメッシュポケットにダイレクトアクセスできるので、小物を取り出しやすい。


アウトドア向け鞄から始まった
BACH[バッハ]
Since 1979 アイルランド
アウトドア向けの鞄作りから始まった、アイルランド生まれのラゲッジブランド。秋冬にはバッグ以外のギアを発表予定だとか。
3.弁当個室の天才
マスターピース
master-piece[マスターピース]
スリック バックパック
大きなメイン室のほか、無駄のない多彩な収納ポケットを備えている新作バックパック。ショルダーストラップには、荷物の重さを軽減する“m-strap”というオリジナル機構を装備した配慮がありがたい! 環境に優しいエコな高耐久ポリウレタンを表面にコーティングし、ビジネスシーンでも上品に見えるマット調に仕上がっている。W29×H44×D11.5cm。4万6200円(MSPC PRODUCT)
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バッグ内部
メイン室を仕切って即席弁当スペース
仕事時の昼食はお弁当派、という人はコレで決まり! メイン室に上下にセパレート収納できる仕切りが付属し、底部にお弁当にピッタリな個室が誕生。安定して持ち運べるのだ。


オリジナルマテリアルで勝負
master-piece[マスターピース]
Since 1994 日本
ファッション性と機能性を、高い次元で融合する鞄作りを追求し、日本国内の自社工場で生産を行うクオリティの高さにも定評がある。
4.衣類仕分けの天才
モノリス
MONOLITH[モノリス]
バックパック プロ M
代表作のバックパック スタンダードをベースに、各機能をアップデート。背面に配置した、ダイレクトアクセスが可能なPCポケットだったり、スマートフォンを取り出しやすいマグネットポケットなど、モバイル機器への親和性が高いデザインと機能が特徴だ。ミニマルなデザインで服装を選ばず、新しいスタンダードバッグの有力候補! W34×H47×D18cm。4万6200円(モノリス マルノウチ)
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バッグ内部
型崩れ気にせず衣類を収納
メイン室に備えたオーガナイザーポケットが衣類整理に重宝! というのも、着用した衣類を分けて収納でき、人の目に触れないから。出張時にも便利なことうけあいだ。


入荷→完売をくり返す売れっ子
MONOLITH[モノリス]
Since 2020 日本
あらゆる日常にフィットする鞄を追求し、デビューから話題沸騰。昨年末には東京・丸の内に全ラインナップが揃う直営店もオープン。
5.防犯の天才
サルゼン
SALZEN[サルゼン]
アルファ バックパック
貴重品収納をはじめ、荷物を適材適所に収納できる、次世代のビジネスデイパ。例えば底部には、防水ライニングを使った個室を設け、ウェアやシューズなどの収納に便利。16インチまで入るPCポケットや、着脱可能なドキュメントフォルダなど、仕事に必要な道具の収納もバッチリ。シックなヌバックを使い、通勤スタイルにも万能だ。W31×H48×D14cm。6万1600円(ウエニ貿易)
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バッグ内部
スキミングもスリも防げる死角ポケット
スリのリスクを抑えるため、背負い時やバッグを置いたときに死角になる底面に専用ポケットを装備。さまざまな場所で仕事することを想定し、移動中の便利さも考慮されている。


ノマドワーカーから絶大な支持
SALZEN[サルゼン]
Since 2017 ドイツ
ドイツ生まれのアーバンラゲッジブランド。背負い心地のよさ、使い勝手のいいディテールが欧州のノマドワーカーから支持が厚い。
6.ドッキングの天才
トゥミ
TUMI[トゥミ]
アルファブラヴォ「サーチ」 バックパック
アルファブラヴォコレクションの中で人気が高いバックパック。PCやタブレットなどの収納場所を確保しており、バッグそのものもハイスペックながら、随所に別売りのトゥミプラスのアクセを装着可能。各々単体で大人っぽく使えるのもトゥミならではだ。本体は、リサイクル素材を使用したタフなバリスティックナイロンを使用。W35.5×H43×D21cm。8万2500円(トゥミ・カスタマーセンター)
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バッグ内部
用途に合わせて専用スペースをプラス
(写真上)トゥミプラスのオーガナイザー 1万1000円。(写真下)ポーチ 8800円(トゥミ・カスタマーセンター)
鞄の内外で好みの仕様に格上げ!


タフなトラベルバッグで成功
TUMI[トゥミ]
Since 1975 アメリカ
軍用品にも使われる、タフなバリスティックナイロンを使った鞄の先駆け。ビジネスシーンで目にしない日はないほどの定番的存在。
※表示価格は税込み
[ビギン2022年6月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。