特集・連載
世界トップシェアのインジンジの5本指ソックス
傑作アウトドア事典 Ato Z 老舗から新鋭まで読めばゼッタイ欲しくなるアウトドアブランドの傑作を一挙にご紹介! おまけにチルタイムのネタになりそうな傑作のウラ話もたっぷり♪だから、休日前に頭に叩き込めば「 そんなコト知ってるの?」な〜んて尊敬の眼差しもゲットできるかも!? この記事は特集・連載「傑作アウトドア事典 Ato Z」#07です。
Gohonyubi(5本指)
野球選手やトレイルランナーなど各ジャンルのアスリートが愛用中
21世紀に入り、全米のランニング界やアウトドア界を中心に「ベアフットラン」のブームが勃興。シューズのクッションに頼らず、人間の足に本来備わる走り方で野性を呼び覚まそう!というものでした。
その流れから、足指を広げ各々独立して使えるようにと考案されたのがインジンジの5本指のソックス。奇抜な見た目がまず目を惹き、いざ使ってみれば皮膚と皮膚のスレがないからマメなどの皮膚トラブルも起こりにくい、と。室内でも靴文化のアメリカにおいて瞬く間に確固たる地位を確立したのです。
野性を呼び覚まして大地をつかむ
injinji[インジンジ]
スペクトラムトレイル ミッドウェイトミニクルー
クールマックスを採用することで靴下内の蒸れを放出し、足指を常にドライに保つ。外遊びで着用後は念入りに洗濯しないと小砂が取り切れないのはご愛嬌だが、その複雑な作りを雄弁に物語っている。2090円(ケンコー社)



米国の権威ある山岳レースでもNo.1の着用率を誇る
世界最古の100マイル(160km)レース「ウエスタンステイツ エンデュランスラン」でも、2014年以降ナンバーワンの着用率を誇る。
蒸れないからと松井選手も5本指ソックスを愛用(彼はインジンジじゃなかったけどね)。MLB時代には、同僚のジアンビやシェフィールドも彼の真似をし「ヒデキ、最高だね」と愛用していたとか。
※表示価格は税込み
[ビギン2022年6月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。