特集・連載
HOTな話の水先案内人・岩井祐二のひとり【情熱西陸】vol.3
「僕に安心感を与えてくれる鉄壁のセットアッパー」
『カジカジ』元編集長・岩井祐二の情熱西陸 関西の伝説的雑誌『カジカジ』の元編集長が、ウエストサイドのHOTなネタを“一人で写真を撮って原稿を書いて伝える”情熱連載! この記事は特集・連載「『カジカジ』元編集長・岩井祐二の情熱西陸」#03です。
大阪府・大阪市【IMA:ZINE】
40代も中盤に差し掛かり、最近は同じような服を同じように着ることが多くなりました。特に休みの日は、ほぼ変わりのない格好で、温泉に行ったり、趣味のビリヤードを楽しんだり、近所をぶらぶらしたり。気は使っているけれど気張ってはいなくて、偶然誰かに会っても大丈夫な程度のスタイルが気持ちよかったりして。
そんなときに着ているのが、だいたいこのスウェットで、手前味噌で大変申し訳ないのですが、これ、僕が運営しているお店「イマジン」オリジナルの一着なんです。
うちのお店は、セレクトショップではなく“エディトリアルストア”。国内、海外、新興、老舗、有名、無名といったスペックだけで語ることはなく、僕たちが伝えたいことがあるものだけを純粋に集めて、僕たちの考えと想いのもと編集し、新しい価値観を紡いでいくことを信条としています。
そんな僕たちが、毎日を新しく、気持ちよく過ごすためにイチから作ったのが、このオリジナルウェアのシリーズで、特にスウェットが大人気なんです(恐縮)。
毛足の長い超長綿を贅沢に使用し、日本の希少な織機で編まれた吊り裏毛のスウェットは、独特の柔らかさと軽やかさがあり、一度着れば週4で着たくなるほど気持ちよく、リピーターも続出。実際に僕がその一人で、写真のホワイトのほか、ブラックも購入しました。
ワードローブのど真ん中、野球でいうところの鉄壁のセットアッパーとして、僕に安心感を与えてくれるこのスウェット。困ったときのアイツ、迷ったときのコイツ、そんな一着として皆さんにオススメしたいと思った次第です。
グレーは、同じく超長綿で作製したオリジナルの杢地を使用しており、柔らかく表情豊かな凹凸感が味わえる。黒染めしたブラックも。身幅は程よくワイド、ナチュラルなドロップショルダーでクリーンに着られるのも人気の理由だ。全3色展開。各1万8700円。
住所.大阪府大阪市北区中津3-30-4
☎ 06-7506-9378
営業時間.12:00〜19:00
定休日.不定休
https://imazine.online
IMA:ZINE
岩井祐二さん
雑誌「カジカジ」の元編集長で、西側のコアなカルチャーを熟知した関才人。現在は、大阪を代表するセレクトショップ「イマジン」のボスだ。もちろん好きなプロ野球球団は、阪神タイガース。
※表示価格は税込み
[ビギン2022年5月号の記事を再構成]写真と文/いわい イラスト/TOMOYA