スタイリスト界随一のMLBキャップラバーが語る ヤンキース以外ならカリフォルニア2球団に注目
スタイリスト 江崎 聡さん
1983年、福岡県出身。ハーレーとアメ車を愛する乗り物好きで、数多いアメリカ渡航歴はもっぱら西海岸が目的地になりがち。自身や仕事でのスタイリングでは、バックグラウンドも踏まえてキャップを取り入れる。
西の名門はヤンキースの有力対抗馬
(b)ロサンゼルス・ドジャース 当時ギャングスタラップの草分け、N.W.A.で活躍したドクター・ドレーや、その系譜となるケンドリック・ラマーまで、ドジャースキャップで出自を表すアーティストは枚挙にいとまなし。 「スタイリングの際でも、最後にこのキャップを被せると西海岸の音楽やカルチャーシーンの印象を与えることができるんです」(江崎さん)
アーティストたちのアイコン的役割を果たす
カルチャー色も色濃いタコスカラー
(c)サンディエゴ・パドレス ダルビッシュ有が籍を置くパドレスのキャップは球場外でも高支持率。 「ドジャースに比べてコアなイメージ。車やバイク好きな現地の友人は野球に興味がなくても当たり前のように被ってますし、街中やカーショーなどでもよく見かけます。地元愛の象徴とも言えるでしょう。独特のタコスカラーがクールだと思います」(江崎さん)
野球に興味のない地元民も、当たり前に被る
※このページのモデルはすべて59FIFTY®。各6050円(税込み)商品の問い合わせ先/ニューエラ
[ビギン2022年2月号の記事を再構成]写真/伏見早織 文/今野 壘 スタイリング/宮崎 司(CODE) イラスト/TOMOYA