特集・連載
フィンガーフォックスアンドシャツの隠れ名作 メッセンジャートートが上品カジュアルのひと差しに効きまくる
お値打ちモノgram 作り手の思いが詰まることで生まれた、価格以上の価値があるもの、つまり「お値打ちモノ」。ここでは編集部が足と口コミで見つけてきた「お値打ちモノ」の数々をシェアします! この記事は特集・連載「お値打ちモノgram」#62です。
メイド・イン・ジャパンのしっかりトート
フィンガーフォックスアンドシャツの16ozトートバッグ
気鋭のシャツブランドが作ったトートバッグ。16ozのコーティングキャンバスを使用し、形状はオーセンティックながらフロントにはポケット3つ、内部には吊りポケットを設けて、弱点になりがちな収納性にも配慮済み。全4色。W40×H30×D15cm。各2万2000円。
品のよさを失わないシャツ屋のトート
キャンバストートのファーストチョイスは問答無用でビーントート。……ですが、あまりに定番すぎるゆえ、街を歩いたらあちらこちらでカブリまくり、なんてコトも。ビーントートあるあるです。
そこでこちら、シャツブランドが作った舟形キャンバストートです。ポイントは軽さ。ビーントートよりも薄手の16オンスキャンバスなので、手に持って感じる重さが抜群に軽やかなんです。その代償としてキャンバストート特有のゴワッとしたハリ感が失われているかというと、それは完全に杞憂。キャンバスにはコーティングを施すことで、パリッとした質感がむしろ際立つくらい。きっちりしていて品がいいですし。
ちなみにビーントートはいまだ米国メイン州の工場で作られていることで知られますが、フィンガーフォックス~も東京・代官山をデザインのベースに、国内縫製を貫いています。そんな点も含めて、ド定番をリスペクトしつつもひと味違う一手をお探しの人にはジャストなんじゃないでしょうか。





♯持っても掛けてもOK
取り外し可能なショルダーストラップが付いているので2wayで持てる。ハンドル持ちはお馴染みだが、肩掛けスタイルはなかなかに新鮮。その際にコーティングキャンバスのハリの強さが発揮され、型崩れしにくいため、荷量が増えてもしっかりバックシャンだ。
♯使いやすさ◎
セキュリティ上安心なジップ式の天マチが備わるが、写真のように内部に倒してフルオープンさせられるので、トートらしいラフな使い方も可能。荷室内にウォレットポケットも。
♯全4シリーズ
左/W65×H40×D25cmのカーペンターバッグ2万6000円。中/W37×H45×D10cmと縦長のディープトート1万8000円。右/W36×H24cmのクラッチバッグ9500円。
ビーントートと雰囲気を同じにする綿キャンバスで、エル・エル・ビーンが24オンス生地のところ、こちらは約2/3の16オンスを採用。なので軽いんですけど、コーティング加工されているからハリ感は見劣りなし。しっかり直立に自立します。
#代官山デザイン #キャンバストート #メッセンジャーバッグとしても使える
(問)フィンガーフォックスアンドシャツ代官山
TEL.03-6416-1332
http://www.fingerfoxandshirts.com/
※表示価格は税抜き