特集・連載
ステン以上に雨対応◎な、ゴールドウインのアウトドアモッズ
モノすごい機能で選ぶ冬の服 昨今進化が止まらない「モノすごい機能服」たちは、その性能を考えると冬を待たずに、“売り切れ→後悔”コースの逸材ばかり。「防寒」はもとより、「防止透湿」「発熱」「拡張」「伸縮」さらには、「抗菌」まで。時代の進化&人々の要望の中で爆誕しまくる最新鋭の機能服を、わかりやすく解説します♪ この記事は特集・連載「モノすごい機能で選ぶ冬の服」#04です。
今っぽいボリュームで雨天時の安心感も格別
ビギンでは、対・雨用アウターの最右翼として撥水ステンカラーコートをたびたび紹介してきました。が、これだと頭は濡れちゃうから小雨でも傘なしだとちとキツい。
さらにビジネスのドレスコードの敷居も下がった今、よりカジュアルで便利な全天候型アウターとしてモッズコートを推したい所存です。ただ、レインボーブリッジを封鎖しそうなコテコテの軍モノじゃ万能とは言えないし、何より濡れに弱い。
本命は、形やディテールがアレンジされた、アウトドアブランドのハイスペックモデルです! 機能性はもちろんのこと、まずその魅力はきれいなシルエット。ちゃんとモダナイズされていて野暮ったさは一切ナシ。
このゴールドウインの一着で言えば、着丈が長めで裾にかけてゆるく広がったシルエットが抜群に都会的。防水透湿のパーテックスナイロンシェルで、大きなフードはひさしが長めで雨除けとしての性能も◎。一着で絵になるし、毎日コレを着る未来が見えますね。

耐水性や透湿性だけでなく、防風性も備えたこの素材は、都市生活を想定して開発されたモノだ。コットンライク風合いもそれが理由。“いかにも機能素材”じゃないのが洒脱だ。
アウトドアステンで通勤するのはいまや普通のことに
上品でレインウェアとしても有益なアウトドア仕様のステンカラーコート。それでも頭や顔を濡らさぬため、傘が不可欠だったけど……。7万4800円(ゴールドウイン 丸の内)
フードがあると、さらに便利じゃん
フードのあるモッズなら無防備な頭も守れる
Goldwin[ゴールドウイン]
モッズコート
2層構造のシェルはナイロンながらマットで、コットンのような自然な質感。いかにも雨具にならず、ブラックのワントーンは洗練された印象を与える。各所のジップはもちろん止水仕様。4万1800円(ゴールドウイン 丸の内)
エディフィスのジャケット2万5300円、同パンツ1万5400円(エディフィス 新宿) ラコステのポロシャツ1万5400円(ラコステお客様センター) コモン プロジェクトの靴6万4900円、トゥミ フォー シップスの鞄1万5400円(シップス 渋谷店) アヤメの眼鏡3万3000円(アヤメ)
※表示価格は税込み
[ビギン2021年12月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。