今知っ“得”べきガレージブランド #02「リッジマウンテンギア」
山から街に帰ってきても違和感のないモノが理想
山と日常を隔てずに使いたい。それなら、自分で作ろう
もとは服飾に携わり、ミシン作業に自信があったリッジマウンテンギア代表の黒澤さん。「山登りと写真が好きで、登山ブログを書いていました。それから自分でギアを作るMYOG文化と出会い、ミシンが使える僕もできるかなと。」
2011年:山のなかでも尾根(リッジライン)を歩くのが好きで、登山の写真を撮ってその様子をブログにアップ
「そしてハイカーウォレットを作り、ブログに載せたら欲しいという人が増えて。これがブランド発足のきっかけです」。それから人気ガレージブランド、山と道に誘われ入社→’19年に独立し同ブランドが本格的に始動します。
2012年:初めて作った“wallet”をブログにアップ。「欲しい」と言ってくれる人に販売
「僕は山と日常を分けずに使えるモノが好き。例えばリッジのシャツは、悪天候などの際にシェルを羽織れば山でも十分対応可能で、街に戻っても違和感がない。山と街でフラットでいられることこそ、リッジの特徴だと思いますね」
2019年:頭の大きい自分用にキャップを作ったら男女ともに受け入れられ、今では看板アイテムに
リッジマウンテンギア 代表者
黒澤雄介さん
道具とウェア選びの煩わしさをなくしたい。自身の体験を反映したリッジマウンテンギアは、洗練のデザインも大人気!
RIDGE MOUNTAIN GEAR(リッジマウンテンギア)

創業年:2012年7月
HPアドレス:https://www.ridge-mountaingear.com
街買いなし!の一着
RIDGE MOUNTAIN GEAR[リッジマウンテンギア]
ビッグポケット ロングスリーブシャツ
4wayストレッチのソロテックスドライによるシアサッカー生地が山でも快適。行動食や高原地図を収納できる両胸のビッグポケット、バックパックを背負いやすいパターンも機能的だ。2万4300円(リッジマウンテンギア)
米国生まれの呼称で、ガレージ(車庫)でモノ作りを行うような小規模生産のアウトドアブランドを指す。大手とはまた違った、アウトドアズマンの生き様を映すようなプロダクトが特徴的。熱烈な支持もあり、即完売も珍しくない。
※表示価格は税込み
[ビギン2021年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。