特集・連載
ずっと付き合っていくなら、どんなスタイルにも馴染むチューダーのブラックベイ 36
一生モノの腕時計は絶対に“小ぶり”がいい 「わかりやすく男らしい径40mmオーバーの時計を着けてインパクトを出す」。こと服装がライトになる夏~晩夏にかけて、そうしたい気持ちはわかります。ただ想像してみてください。体型や雰囲気、腕の太さ、さらには服装までも変わっているだろう20~30年後も着けるとしたら、その大きい時計は似合うと思いますか? それが30mm台の小ぶりであれば、別の話。歳を重ねた男の腕にすっと馴染むし、“今”着ければ、通も唸る「洒落た一手」として大いに活躍してくれることでしょう。小ぶりゆえのトラッドな佇まいは長年愛せる定番服と最高の相性を誇り、着用感も当然ライト。そのクラシックなオーラは流行の影響も受けにくく、価値も失わない。ね、小ぶり時計が絶対いいでしょ? 今回は8本を厳選してお届け! アナタのご愛用時計と比べたりしながら、ぜひご堪能くださいませ。 この記事は特集・連載「一生モノの腕時計は絶対に“小ぶり”がいい」#04です。
何に合わせてもずっと似合うトラッドな趣。無理のない着け心地のよさ、損なわれない価値。投資としても、腕時計は“小ぶり”が正解です。
1.定番ファッションに合うトラッドな佇まい
2.無理のないサイズ感、着け心地のよさ
3.トレンドに流されずその価値を失わない
ブラックベイの美学をストレートに伝える!
ブラックベイ 36 ―径36mm―
日常的にガンガン使える屈強なスポーツウォッチが欲しいけれど、あまり無骨なデザインは好みじゃないんだな。ロレックスでいえばサブマリーナーじゃなくエクスプローラーというか、なるべくシンプルで、どんなスタイルにもスッと馴染むモデルがいい。
そこでロレックスのファミリーブランドのチューダーで見つけたのがご覧の「ブラックベイ 36」。ブラックベイといえばココの主力コレクションで、レトロなスタイルのダイバーズやクロノグラフが只今バカ売れ中なのはご承知の通り。
でもこれからずっと付き合っていくつもりなら、こういうちょっと小ぶりでベーシックなデザインが結局賢いと思うんだよね。
ちなみにこのシルバー文字盤は今年出た新色。ケースやブレスレットのステンレススチールと色合い的にリンクして、よりデザインのピュアな美しさが引き立つ感じがする。放射状のサンバースト仕上げも、クリーンな雰囲気を高めていていいよね。
派手さはないけれど、その分上質さや格上感がしっかり伝わる、じつに大人好みのチューダーだと悦に入ってるんだ。
シルバー文字盤で引き立つピュアなデザイン
シーンもスタイルも選ばないオールラウンドスポーツ
TUDOR[チューダー]
ブラックベイ 36
ブラックベイ・コレクションの最もシンプルな3針モデルに、新色のシルバーダイヤルが登場。ポリッシュ仕上げのスムースベゼルとのマッチングもよく、改めて基本デザインの完成度が際立つ。他に41mmと32mmサイズも揃う。自動巻き。150m防水。径36mm。SSケース&ブレス。33万5500円(日本ロレックス/チューダー)
リーバイスのヴィンテージデニムはスタッフ私物。メキパのニット3万5200円(アンシングス)
①アイコニックなスノーフレーク針
②サンバースト仕上げのシルバー文字盤
③ロレックス譲りの3連ブレスレット
※表示価格は税込み
[ビギン2021年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。