約10パーツのシンプル構造が、足が“包み込まれる”感覚を生み出す
ゴムの木の樹液から作られるクレープソールが優れたクッション性をもたらし、名門タンナー、チャールズ・F・ステッド社の繊維の詰まった肉厚なレザーのおかげで、構築的なフォルムとフィット感を両立するクラークス。素材の品質もさることながら、“履き心地”をさらに高める作りにもこだわりが満載なんです。
例えば「ワラビー」という名前の由来にもなっている“足を包み込む”構造。足裏を通った一枚の革を、もう一枚のレザーと組み合わせてモカシン縫いで固定。
おなかで子供を育てるカンガルー科の動物、ワラビーから命名
大きな一枚のレザーが足を下から包むユニークな設計が、有袋類の動物、ワラビーのおなかの袋に似ていることから命名されたんです。
約10個のシンプルなパーツによってもたらされる履き心地は、スニーカーに慣れきった足にもフレンドリー♡ それでいて、クレープソールがしっかりと地面をグリップするから歩きやすさも抜群です。これこそ一度履いたらやめられない、とまらない所以なんですよね♪
人気モノのワラビーを解剖!


1904年創業の名門タンナーC.F.ステッド社の上質なスエードを使用
革の繊維をそのまま生かした贅沢な肉厚革だから美しいハリ感が生まれるのだ
※表示価格は税込み
[ビギン2021年10月号の記事を再構成]写真/木村武司 文/編集部 スタイリング/宮崎 司(CODE) イラスト/TOMOYA