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ポール・スミスのビジネスバッグに感じる“鞄は見た目が10割”説の信憑性
昨今、社会ではデジタル&ペーパーレス化がいよいよ進んだり、小振りなバッグがトレンドになったり。
つまりは持ち運ぶモノが減っているのが、現代のビジネスマン。
従来であれば、収納スペースの充実といった「機能性」が鞄選びの第一条件でしたが……。
![[Good Looking Bag 01] “感性”の軽妙洒脱ナイロン](https://www.e-begin.jp/begin_cms/wp-content/uploads/2017/10/1710_paulsmith_bag1_kv_pc.jpg)
まず前提として、鞄とはモノを持ち運ぶための道具であり、そのための機能性は欠かせません。しかし現代の鞄では、PCスリーブや脱着式ショルダーストラップのたぐいはもはや基本装備。ベースとなる機能性ではそもそもほとんど差がつきません。
そこで改めて見直すべきはデザインの美しさでしょう。ポール・スミスのナイロンは透明感のある光沢と、上品な発色が特徴。お馴染みストライプデザインのテープも施されています。だから、ともすれば軽薄に見えかねないナイロンバッグもポール・スミスの手にかかれば軽妙洒脱に! スリム&スタイリッシュなブリーフは、鈍重な鞄(←失礼)よりもはるかに仕事ができそうに見えます。
見た目の第一印象はビジネスの肝。どうやらそれは昨今の鞄選びにも当てはまりそうです。

機能美という言葉があるように、シンプルかつ美麗なプロポーションこそ真に使えるバッグの証。本当に必要なモノだけを持ち運ぶことは仕事ができるとイコールだ。W39×H29×D8㎝。3万6000円。

フロント側のジップは鞄外周をぐるりと囲み、写真のようにフルオープンさせられる。ゆえに出し入れが容易。またジップの色合いがペールゴールドのため、品のよさも段違いだ。

底鋲の替わりに配されたのはレザーパッチ。レザーなのでいたずらにカチカチ鳴らないし、反面鞄はしかと自立。気兼ねなく床に直置きできる。

ウォレットや鍵類の定位置となるインナーポケットはお馴染みアーティストストライプのライニングが。デザインの遊び心であると同時に小物類の視認性も高めてくれる。
小気味いい品のよさが際立つナイロンブリーフ。持ち手自身がしっかりとした大人であれば、軽妙なデザインとして好印象だ。軽撥水加工も施されているので汚れにも強く、ビジネスでの使い勝手は高い。
- ポール・スミスのスーツ9万円
- 同シャツ2万4000円
- 同タイ1万6000円
- 同ベルト1万6000円
- 同シューズ4万6000円
![[Good Looking Bag 02] “知性”の眉目秀麗レザー](https://www.e-begin.jp/begin_cms/wp-content/uploads/2017/10/1710_paulsmith_bag2_kv_pc.jpg)
レザーバッグ=オーセンティック。単純な取り回しやすさならナイロン鞄に分があるかもしれないけれど、しかるべきシーンで持ちたいのは断然レザーバッグでしょう。これも、鞄のファーストプライオリティが見た目であることのひとつの証です。
これまたポール・スミスらしい上品さを備えるレザーは、スプリットレザーの表面にエンボスの模様を浮かび上がらせたもの。木製のローラーを転がし、わずかに波紋模様をつける英国の伝統技法・パルメラートエンボスを意識しています。ともすれば重たくなりがちなレザーを、端正かつ知的な面構えに表現できるのがポール・スミスです。
トートバッグとは思えない品と格。だからビジネスで気兼ねなく持てるうえ、大人が持つと肩肘張らない適度なリラックス感を醸せるはずです。

キズや若干の汚れ、雨にも対応できるデイリーユース向けレザーバッグ。メイン荷室のほか、前後にマグネット式のあおりポケットを備え収納力は見た目以上だ。W36×H31×D14㎝。4万2000円。

トップがオープンになったカジュアルなトートは、仕事使いとしては見た目もセキュリティ面も上手くない。ジッパーでプライバシー確保は機能面でも重要。

よく見るとハンドルに採用したレザーはエンボスのないスムースレザー。艶のある質感がアクセントになり、洒脱な印象を生むデザインの秘密はここにある。

メイン荷室内にはジップ式ポケットを前後2箇所に装備。内装はもちろんアーティストストライプ。所有者だけがわかるデザインの遊び心だ。
適度にヌケ感があって、でもしっかり品のあるレザートートは写真のようなジャケットスタイルのときにこそ真価を発揮。ビジカジ兼用できるデザインバランスの巧みさは、ポール・スミスの得意とするところであり、本領だ。
- ポール・スミスのジャケット8万円
- 同シャツ3万2000円
- 同パンツ2万6000円
- 同ベルト1万8000円
- 同シューズ6万円
“鞄は見た目が10割”はさすがに言いすぎかもしれません。けれど、ビジネスでもモノ選びでも経験を積んできた大人であれば、見た目も重視した遊びのあるチョイスは大いにアリ。“感性”を刺激する洒脱さ、“知性”を醸す優美なデザイン。それらを合理的にセレクトできる“理性”が、大人の鞄選びのキモでしょう。
機能美や第一印象という言葉はダテじゃありません。目は口ほどにモノを言う!