特集・連載
北欧インテリア AtoZ【P】ポール・ヘニングセン
近代照明の父と呼ばれた「ポール・ヘニングセン」
北欧インテリア A to Z 米国のミッドセンチュリー家具とかなら馴染みはあるけど、北欧インテリアって正直よくわからん……って人は、本特集を見れば即マスター!! シンプル&モダンな北欧デザインはどんな部屋にもハマるし、もともと日照時間が短くおうち時間を大切にする北欧の人たちの“よい家具を長く大事に使う”精神が宿る名作たちは、ひ孫の代まで愛されるはず♡ この記事は特集・連載「北欧インテリア A to Z」#17です。
ポール・ヘニングセンが“眩しい”を解消してくれた
当時主流だった白熱電球の光は、直接目に入ると不快なものでした。グレアというその不快感を軽減しようと生まれたのが名作「PH」シリーズ。
どの角度から見ても光源が眩しくない独自設計を考案し、200以上のランプを発明。当時は予想もされなかった功績を残し、近代照明の父と呼ばれるようになったんです。
louis poulsen[ルイスポールセン]
PH5
光の入射角と出射角を37°に設定した螺旋機構を採用したランプ&シェード。明るいのに眩しくないという機能に加え、英知の詰まったフォルムも名作と言われる所以だ。Φ50×H26.7cm。11万4400円(ルイスポールセンジャパン)

Poul Henningsen(ポール・ヘニングセン)
country:デンマーク
※表示価格は税込み
[ビギン2021年8月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。