祝! オロビアンコ25周年記念ウォッチは白×青のさわやかルック
仕上がりはラグジュアリーでも、プライスは良心設定です!
オロビアンコ(Orobianco)と聞いて「そういや昔、使ってたなぁ」なんて懐かしく思った人、少なくないのでは? ’90年代後半のイタリアンモード人気の真っただ中、伊・リモンタ社の高密度ナイロンに伊・トスカーナ産レザーを組み合わせた、ココんちのバッグがお洒落な人たちの間で大ブレイク。Begin編集部のスタッフにも愛用者たちがいましたっけ。
1996年、伊・ミラノ近郊ガララーテにてデザイナーのジャコモ・ヴァレンティーニ氏により、オロビアンコはバッグ&小物のブランドとして誕生しました。が、じつはほどなく、時計のコレクションもスタートさせているのですね。当時、「バッグブランドがなぜ時計?」と疑問に思って輸入元にたずねたところ、ヴァレンティーニ氏が大の時計好きだからとの答えが返ってきたのを思い出しました。なので、時計の展開は決して片手間ではなく、品質は高く、同氏による秀逸なデザインもあって大変好評を博したものです。
そしてブランド誕生25周年を迎えた今年、それを記念するウォッチコレクション「ビアンカ アズーリ(BIANCA AZZURRI) 」がリリースされました。BIANCAはイタリア語で「白」、AZZURRIは「青」のこと。この名が表すとおり、精巧に作られたホワイト文字盤にイタリアンレザーのブルーバンドの組み合わせが、真夏の腕元を涼しげに演出してくれます。
このコレクションは3モデルで構成されています。まず「オッタンゴラ」(トップ写真左)は、その名のとおりの八角形ケースの三針モデル。オロビアンコがブランドアイコンにしてきたイタリア三色旗トリコローレをリューズに配色し、それをさりげないアクセントにしています。また、クラシカルなフェイスの「ビアンコネーロ」(写真中央)は、ブランド初のムーンフェイズモデル。3時と9時のインダイヤルで「日」「曜」を指針で表示します。そして「チェルト」(写真右)は12時位置に60分計を、6時位置にスモールセコンドを搭載する、スタイリッシュで端正な二つ目クロノグラフとなります。
いずれも高級感ある仕上がりなのですが、じつはお値段は超お手頃。このこともあって話題性は十分で、昔からのオロビ・ファンにはもちろん、そうじゃない人たちの間でも注目を呼び、大好評なんだとか。が、各モデルとも100本ぽっきりの数量限定。なので、お求めはお早めに!
ブランド誕生25周年記念「ビアンカ アズーリ」3モデル
駆動方式:クォーツ
防水性能:5気圧
ケース素材:ステンレススチール
バンド素材:クロコ風型押しレザー
販売数:各100本限定
※以上、3モデル共通スペック。
写真左/「オッタンゴラ」
ケース径:38mm
価格:2万6400円
写真中央/「ビアンコネーロ」
ケース径:40mm
価格:3万800円
写真右/「チェルト」
ケース径:42mm
価格:3万800円
問い合わせ先/ドウシシャ 時計ブランドジュエリー事業部 ☎ 03-6408-5634
https://orobianco-jp.com/
※表示価格は税込
文/山田純貴