特集・連載
1日目から10年モノ!? 超名門のエイジングポロ
究極のシャツ10選 Tシャツならヘインズ、デニムならリーバイス、革靴ならオールデン……。では、10年経ってもクロゼットの中心から決して外れないシャツってなに? それがテーマです。“リピート買いが絶えない”や“タフネスの極み”、“定番のアップデート”etc.。昨日も、そして10年後の今日も、気づけば着てる“究極の日常シャツ”をじっくり選び抜きました。 この記事は特集・連載「究極のシャツ10選」#03です。
LACOSTE
L.12.12 ビンテージ ポロシャツ
ポロシャツの始祖。その背景だけがラコポロの魅力にあらず。着込んで色褪せていくと、エレガントな雰囲気を堅持したまま味わいも増す。そんな無二の個性が、ヴィンテージ市場においても永世定番と称される理由かもしれません。
では、もしあの通好みな風合いを、いちから育てることなく買って即味わえるとしたら? そんな夢物語をラコステが、なんと、かのエドウインの自社工場である「ジーンズMCD」とタッグを組んで製品化。実は両者は秋田に工場を構えている、という共通点があったのです。
まずは永世定番のL.12.12を、ラコステ傘下の工場で精緻に縫製。その後「ジーンズMCD」が、ジーンズのユーズド加工で蓄積したノウハウを基に、ボディやワニロゴ、ボタン等々……個々のパーツにベストな加工を施す。
すると、美しくも渋みの利いた、まさにヴィンテージラコそのものの風格に。秋田の工場がバトンを繋いで仕立てた、色褪せたポロ。が、その魅力が色褪せることはないでしょう。
LACOSTE[ラコステ]
L.12.12 ビンテージ ポロシャツ
ラコステ傘下の工場で縫製し、「ジーンズMCD」がナチュラルなユーズド加工を施した、メイド・イン・秋田のエイジングポロ。年代ものの味が買って即楽しめるなんてヨダレもの。各1万7600円(ラコステお客様センター)




1933年の誕生時から不変のクラシックフィット
世界一有名なワニも絶妙に歳をとってます
ベストな着こなし
「スラックスと白スニでキレイめスポーツMIX」
ラコステのポロシャツ1万7600円(ラコステお客様センター) セラードアーのパンツ2万5300円(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店) その他はスタイリスト私物。
※表示価格は税込み
[ビギン2021年8月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。