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ミステリーランチ初のトートショルダー“ビンドル”のスッキリ顔は街でこそ映える
お値打ちモノgram 作り手の思いが詰まることで生まれた、価格以上の価値があるもの、つまり「お値打ちモノ」。ここでは編集部が足と口コミで見つけてきた「お値打ちモノ」の数々をシェアします! この記事は特集・連載「お値打ちモノgram」#56です。
ミステリーランチの“らしさ”と“意外”が同居
ミステリーランチのビンドル
クリーンな見た目の2wayトート。ショルダーベルトにはシートベルトと同じ素材を採用しており、長さを容易に調整することができる。メイン開口部はスナップボタンで開閉する。W31×H36×D18cm。1万円。
プロユースの機能性にすっきりがプラス
ミリタリーやハンティングなど、いわゆるプロユースの鞄を作り続けていたミステリーランチ。本国米国では長らく、そういった現場からのオーダーを受け納品するファクトリーブランドでした。しかし日本のタウンシーンでの人気と熱いリクエストを受け、昨年より、「街で使える」鞄が展開されることに。
その流れで生まれた新作のトートがこの〈ビンドル〉。タウン向けの19lサイズですが、プロユースで培った技術力は、亀の甲羅のようなパターンワークに生かされています。ブランドロゴをショルダーベルト脇に配したくらい、すっきりとした外装にこだわりつつも、生地をパズルのように組み合わせることで立体感をキープ。荷物を入れたときも型崩れせず、荷物の重みが分散され、背負い心地がバツグンに快適なんです。
このあたりのセンスは、大容量バッグで磨いた、いかに安定させるか、重さを感じさせないかのノウハウゆえ。身に着けてみれば、きっと病みつきになるでしょう。




♯丈夫でしなやかなポリキャンバス
ミステリーランチといえば素材のタフさがウリ。本作は900デニール×1200デニールのポリエステルキャンバスを採用。凹凸感のある風合いは見た目上のアクセントにもなる。
♯内部にはジッパーポケット
カバンの横幅をめいっぱい生かしたジッパーポケット×2。外装にポケットを備えず、すっきりとしたルックスをキープする代わりに、大容量のサブポケットで利便性を確保。
♯カラバリも
写真上のベージュ系 のほかに、シンプルさが際立つブラックと、写真はないがアクセント効果たるや十二分な赤系 の3色展開。いずれも1万円。
どこかで見たことがあるような光沢感あるショルダーベルトは、それもそのはず、車のシートベルトに使われる素材。薄手なので体にしっかりとフィットし、薄手なのにかなりの荷重に耐える。適材適所の転用アイデアですね。
♯ミステリーランチ ♯2wayショルダー ♯適材適所
(問)エイアンドエフ
TEL.03-3209-7575
http://www.mysteryranch.jp/
※表示価格は税抜き