達人に聞く収納の極意「見せる/隠すを見極める」それが賢い収納の鉄則だ
「毎日使うものは見せ収納、
たまに使うものは隠しちゃいましょう」

アクメファ二チャー/ジャーナルスタンダード ファニチャー
セールスプロモーション
勝山龍一さん
各国のハイセンスな家具類を揃える人気店に10年以上携わる、収納のプロ。深遠な知識を活かして自ら収納具の企画を担当することも
使用頻度に合わせて収納法を変えるべし!
「部屋の見映えを気にするあまり利便性を損ねては本末転倒!」と熱弁をふるう勝山さん。
「収納で大事なのは“見せる”と“隠す”のメリハリです。Tシャツ等は出し入れしやすいよう見せ収納。滅多に使わないキャンプ用品はひとまとめに隠し収納。というように、利用頻度に合わせて収納方法を分けるのが定石です」。
Tシャツの収納具選びにも一家言ありで、「深さが15㎝前後の収納具はプリントを見せながら収納するのに便利。またキャンプ用品などはコンテナに入れベランダに放置しがちですが、それでは傷みやすい。蓋付きの収納具に入れて部屋の中で保管するのがベストです」
休日だけの
キャンプギアは……
部屋にも置けて運べる
バッグ収納で!
毎日使う
Tシャツは……
柄を見せた
ブック収納で!
【使った収納バスケット-1】
バリスティクス×
ジャーナル スタンダード ファニチャー
雄度の高い蓋付き収納なら部屋置きしても洒脱
コーデュラナイロン×600Dポリエステルという本物の軍用素材採用のバスケットは、屋外でも使える。四隅に芯地入り。手前/W18.5×H37×D27㎝。9800円。奥/W40×H32.5×D31㎝。1万2800円。
【使った収納バスケット-2】
デーモン コンテナーズ
自宅を“小洒落たショップ”の雰囲気にチェンジ
1961年創業のコンテナ製造メーカーが手掛ける、ペーパーファイバー製の収納具。クラシカルな外見だけでなく程よい深さが衣類収納に便利。上下ともW27×H15.5×D42㎝。上/1万3000円。下(取っ手付き)/1万5000円。
(問)ジャーナルスタンダード ファニチャー 吉祥寺店
TEL.0422-23-6071
※表示価格は税抜き
【ビギン2017年8月号の記事を再構成】
写真/上野 敦(プルミエジュアン) 文/黒澤正人