特集・連載
革もコスパもA級なファクトリーブランド
実はバッグだけじゃない「オロビアンコ」のスゴさがよくわかるダグラスシリーズ
今月のマンスリーDig いつの時代も、まだ見ぬ良品を欲するはモノ好きの性。ここでは、毎月編集部が見つけた掘り出し物をゴールドラッシュ時代の採掘者さながらに深掘り! 好奇心と物欲のおもむくまま、ディグしていきます。 この記事は特集・連載「今月のマンスリーDig」#04です。
いつの時代も、まだ見ぬ良品を欲するはモノ好きの性。ここでは、毎月編集部が見つけた掘り出し物をゴールドラッシュ時代の採掘者さながらに深掘り! 好奇心と物欲のおもむくまま、ディグしていきます。
質と見栄えが物語る名門たる所以
オロビアンコ
ダグラスシリーズ
ステーショナリーなどを生産するイタリアの老舗との協業により、高い耐久性や狂いのないステッチなど、丁寧な作りを実現したシリーズ。上から時計回りに、カードケース2万4200円、キーケース1万8700円、ロングウォレット4万7300円、IDケース1万4300円、ウォレット2万8600円。





オロビアンコがスゴいのは鞄だけじゃなかった!
(編集部 スガ)
ブランドの代名詞的なアイテムが優れているのは当たり前。埋もれがちな傑作を探すことこそ、ディグの真髄でしょう!
例えばオロビアンコであれば前者は確実にバッグなワケですが、じゃあ後者は?というとその答えがコチラ、質にこだわったレザーグッズです。
ここで挙げている“ダグラスシリーズ”は、本場トスカーナでベジタブルタンニングにこだわり続けるタンナー、オリーチェ社のバケッタレザーを使ったコレクションで、素材から仕上げまで徹底した生粋のイタリア製。深みのある独特のブラウンは、オイルを何度も重ね塗りすることで生まれたもので、これぞ職人芸といった風格が漂います。
クラシックかと思いきや、コバの処理で美しいグリーンを差すあたり、さりげない遊び心とモダンさは流石の一言に尽きます。
品質もデザインも妥協なし。でも、適性価格はちゃんとキープ。“バッグじゃないオロビアンコ”も選んで損はないでしょう!
ブランド創業地でもある生粋のイタリア製
優れた日本の工場で生産される場合もあるが、イタリア国内で作られる革小物は特にオロビアンコのルーツに触れられるアイテム。この箔押しがその証だ。
(問)三善産業
☎ 03-3862-4891
https://www.miyoshisangyo.co.jp/
オロビアンコ https://orobianco-jp.com/top/CSfTop.jsp
※表示価格は税込み
[ビギン2021年5月号の記事を再構成]写真/上野 敦 ダリウス・コプランド(以上、プルミエジュアン) 文/今野 壘 イラスト/TOMOYA