そうだったのか!な膝打ちコラボ


カーハート WIP×ジャーナル スタンダード ファニチャーのチェア
この春、ワークブランドがトレンドなのは本誌でご紹介したとおり。ワーク服が大豊作だったわけですが、こんなところにまで波及していたんです。それがワーク界の重鎮、カーハートと人気家具ショップが手を組んだコチラ。
でも、なんでカーハートが家具を? ってな疑問もわいてきますが、同社の 歴史を知れば納得!1884年創業 のカーハート社は、もともと家具卸の会社としてスタートしたんですって。へぇ~。その後ウェア作りに移行したので、じつに1世紀以上ぶり(多分)な「カーハートの家具」ってワケなんです。
しかも今回のコラボで使われてるのは、同社を象徴するヘビーオンスのUSダック生地。1920年代からガチの作業着に使われてきた生地だから、その強度は折り紙付き。最初ゴワッと硬い質感なのに、だんだん使い手に馴染んでくるところもワークの傑作ファブリックたる所以です。トレンド云々抜きにして、ナ「イス」着眼点だと思わない?
1923年にカバーオール用の生地として登場し、現在もさまざまなワークウェアに使用されているブラウンのダック生地。経年変化も味に。
ダイニングチェアは、弾力性の高いラバーウッド(ゴムの木)の無垢材を用いた定番「シノンチェア」がベース。シートクッションはワークウェア風のスナップボタンがアクセントに。どちらもカバーはUSダック生地を採用。チェア2万6000円、クッション6800円。
重心が低く、座り心地バツグンなジャーナル スタンダード ファニチャーの定番「ロデチェア」をベースにカーハートのUSダック生地をカバーに採用。5段階で背もたれの角度を調整できるリクライニング式。W70×H35〜64×D80〜116cm。6万3000円。
(問)ジャーナル スタンダード ファニチャー 渋谷店
TEL.03-6419-1350
http://js-furniture.jp/
※表示価格は税抜き