ヒストリカルでトラッドな米米コラボ
ブルックス ブラザーズ レッド フリースのバラクーダ ペンドルトン ブルゾン<
続きまして、こちらもペンドルトン。しかし一味変わった上品なチェックです。もちろんそれには理由があります。ネイティブモチーフが大人気なのはブルックス ブラザーズも重々承知。
ですが、ペンドルトンの長い歴史を眺めれば、起こりこそ先住民の毛織物がきっかけですが、アメリカの発展とともにチェックなどの柄生地の割合が増えていきます。メーカーとして多くのアメトラブランドに生地を供給し、むしろこちらが本流。その歴史の中には当然ブルックス ブラザーズも含まれ、約100年前には既にビジネス上のつながりがあったとか。アメリカ服飾史の中ではこういった柄もの生地もまたペンドルトンの真の姿。This is a ペン!というわけなんです。
ドッグイヤーと呼ばれるストラップ一体型の衿をはじめ、各仕様はスイングトップの王道。かつレッド フリースラインの商品ゆえシルエットもスマート。真の米ベイシックアイテムですね。
ペンドルトンのチェックが思いのほか新鮮
ウール部のトラッドなチェック柄はアメトラ殿堂ブランドならではの王道的な配色だ。また袖の切り替え部などにもしっかり柄合わせがされており、縫製技術の高さもうかがえる。
らしい「No.1 ストライプ」も隠れてます
とはいえ、ブルックス ブラザーズの十八番といえばチェック以上に№1 ストライプ。ゆえに内ポケのジッププルの引き紐やスリットポケットの縁などにはストライプがチラリ。
ブルックス ブラザーズのカジュアルライン、レッド フリースからの一着。ゆえにシルエットはタイトで美しく、スイングトップにありがちなダボつきは皆無。ほかにペンドルトンの生地を使ったチェックシャツやキルティングジャケットもあり。10月25日(土)限定店舗にて先行販売予定。4 万3000円。
(問)ブルックス ブラザーズ ジャパン
TEL.03-3403-4990
http://www.brooksbrothers.co.jp/
※表示価格は税抜き