特集・連載
ワンポール&TC素材なら設営カンタン+冬キャンプでもあったか~♪
冬キャンプをはじめよう! 「冬こそキャンプのベストシーズン!」と語るキャンパーって意外に多いんです。澄んだ空気を感じる、焚き火で暖をとり語らう、あったか~い料理を作る、食べる、そして朝のコーヒーを淹れる……。非日常をより味わうには断然、冬キャンプがオススメ! そこで、大切なのは、寒さ対策を知り、正しくギア&ウェアを知ること。今どき冬キャンプの正解をBeginが提案します! この記事は特集・連載「冬キャンプをはじめよう!」#03です。
1人でも設営できるTC素材ワンポールテントがオススメ!
冬キャンプでは、テントの設営は極力迅速に済ませたいところ。ここで手間取るとあっという間に日が落ちちゃいますからね。そこでオススメなのが、1人でも設営できるワンポールテント。さらにTC素材なら、なおのことGOOD! 焚き火もテント近くでできるし、なにしろヌクいんです♡
“冬対策”で選べば安心です!
スタイリスト
近澤一雅さん
アウトドアスタイリスト。ギアとウェアだけでなくハウツーなどアウトドア全般について知識が深く、アウトドアブランドからの信頼も厚い。
冬キャンプといっても、基本は春夏キャンプのギアをそのまま使ってもOK! ただし体の芯まで冷え込む季節。特にフィールドは朝晩を中心に凍てつく寒さになることも。そのため「防寒対策を確実に」と、スタイリストの近澤さんは言います。
「冬キャンプはしっかり準備して臨みましょう。まず寝袋はハイスペックなものを準備。それからテント内で過ごす時間も増えるので、インアウトで使えるギアがあると便利ですね。」
「そして肝心のテントは、火の粉に強く暖気を逃がさないTC素材のモノがオススメです。コットン混紡で重いのが玉に瑕ですが、ワンポールを選べば1人でも建てられますし、冬は暖かく夏は涼しいので通年使えます。選択肢としては最善でしょう!」
テントは?
tent-Mark DESIGNS[テンマクデザイン]
サーカスTC DXサンド
コスパと使いやすさのバランスが◎
サーカスTCの片方の入り口にサイドフラップを備え、多様な張り方ができるDX版。TCとはコットンとポリエステルの混紡素材のこと。設営時W420×H280×D442cm。収納時W63×H27×D27cm。12.3kg。3万9800円。(カンセキWILD-1事業部)
TC素材
シェルター使い
タープ使い
インナーテント装着
How to built?



寝袋は?
NANGA[ナンガ]
オーロラ750
650フィルパワーのマミー型なら安心!
ナンガを代表するロングセラーモデルで、オールラウンドに使えるオーロラ。650フィルパワーのダウンが封入されており、マイナス14度までの温度に対応する。登山にも対応するモデルであり、冬キャンプにおいては十分な機能を持った傑作シュラフだ。4万3000円。(ナンガ)
収納時
テーブルは?
ogawa[オガワ]
3ハイ&テーブル
テントのイン⇔アウトで使い分けられる!
3段階に調節できるテーブルがオガワテントから登場。用途に合わせて高さを調節できるので屋内外問わず使える。天板もウッド調なのでナチュラルなスタイルにも◎。専用収納ケース付き。W81×H35.5(~59.5)×D70cm。4kg。1万2800円。(キャンパルジャパン)



チェアは?
Helinox[ヘリノックス]
ポリエステル シートウォーマー
ヘリノックス純正シートウォーマーならあったか~い
ヘリノックスのチェアワンに装着するための中綿入りのシートカバー。洗濯機で洗えるポリエステル製の中綿が封入されておりお手入れ楽チン。保温性とともに座り心地もアップする。チェアワン(右)1万500円、シートウォーマー(左)4200円。(モンベル・カスタマー・サービス)
テント設営を済ませたらコーヒーを淹れてブレイクタイム。テンマクデザインのサーカスTC DXサンドはナチュラルな風合いでフィールドにもよく馴染む。テント泊するなら別売りの専用メッシュインナーテント1万8000円(カンセキWILD-1事業部)も準備したい。
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年12月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。