特集・連載
グレースラックスでもただの地味にならない方法とは
手持ち服でお洒落になれる方法 気軽に買い物もできない昨今ですから、ワードローブを更新できずにお困りの方も多いことかと。でもね、フレッシュに装うのに必ずしも服の新調が要るわけじゃないんです。コーデ如何で服が化けることなんて、ザラですからね♪ そこで、ベーシックの魔術師ことスタイリストの鈴木 肇さんと一緒に考えたのが、“手持ちの服”を活用してお洒落になる方法。例えば、みんなのタンスにある紺ブレ、グレースラックス、ボタンダウンシャツ、デニム、スウェット、ショーツ、アウトドアシェル、ロンTの8着を正しく活用すれば、「昨年までとは違う」お洒落が簡単に手に入るんです! この記事は特集・連載「手持ち服でお洒落になれる方法」#04です。
[プチプラ買い足し]いつものコーデもちょい柄見せで見違える!
グレスラのコーデというと、全体をモノトーンにまとめるのが鉄板。ですが、あまりに地味でもそれ一辺倒でも面白くありません。
そこで、いつものコーデに一点、柄モノを“ちょい見せ”で加えてみる。一枚で着るのは気恥ずかしいタイダイTを、スウェットから覗かせるもよし。パンツの尻ポケからバンダナを覗かせるもよし。
ちょい見せ要員だから、アイテムは安いモノでOK。さりげな~く華を添えることで、グレスラでもただの地味な人にはなりません!
プチプラ買い足し:タイダイT
+ちょいタイダイ
ザ カラートーンのTシャツ1990円。(ドン・キホーテ中目黒本店)ヴァンズの靴5500円。(ABCMART)グレゴリー × ユウ ナガバの鞄6500円。(グレゴリー)レイバンのサングラス2万1800円。(ルックスオティカジャパンカスタマーサービス)



モノトーンコーデ+タイダイTちょい見せで印象はグッとアカ抜ける
使用した“手持ち服”はこちら
左:グレースラックス/MELPLE[メイプル]
美脚&上品ルックスでいて、伸縮性抜群の“トムキャット”。ドローコードで楽チンを極めたスラックスのお手本。1万2000円。(デルタ)
右:スウェット/LOOPWHEELER[ループウィラー]
中厚の吊り編み生地“LWライト”を使用。衿ぐりにややゆとりがあり、レイヤードもしやすい。1万5000円。(ループウィラー 千駄ヶ谷)
プチプラ買い足し:バンダナ
+ちょいバンダナ
バンダナは白ベースが馴染みヨシ。ヴィンテージのバンダナ(イルミネート)パラブーツのサンダル6万5000円。(パラブーツ 青山店)



控えめな柄見せだから元来の大人っぽさもスポイルしません
使用した“手持ち服”はこちら
左:グレースラックス/MELPLE[メイプル]
美脚&上品ルックスでいて、伸縮性抜群の“トムキャット”。ドローコードで楽チンを極めたスラックスのお手本。1万2000円。(デルタ)
右:ボタンダウンシャツ/INDIVIDUALIZED SHIRTS[インディビジュアライズド シャツ]
ご存じアメリカントラッドの正統を受け継ぐブランドより、寛ぎ感のあるクラシックフィットのBD。2万3000円。(メイデン・カンパニー)
【ベーシックの魔術師直伝】
スタイリスト
鈴木 肇さん
ベーシックを愛し、ベーシックに愛された、本誌お馴染みのスタイリスト。普通の服をさらりとお洒落に見せる理論的なテクニックと、そ~くる!?な魔術師的センスを併せ持つ。
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年7月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。