特集・連載
子どもっぽい短パン姿を大人っぽく着こなす名つなぎ役はコレだ!
手持ち服でお洒落になれる方法 気軽に買い物もできない昨今ですから、ワードローブを更新できずにお困りの方も多いことかと。でもね、フレッシュに装うのに必ずしも服の新調が要るわけじゃないんです。コーデ如何で服が化けることなんて、ザラですからね♪ そこで、ベーシックの魔術師ことスタイリストの鈴木 肇さんと一緒に考えたのが、“手持ちの服”を活用してお洒落になる方法。例えば、みんなのタンスにある紺ブレ、グレースラックス、ボタンダウンシャツ、デニム、スウェット、ショーツ、アウトドアシェル、ロンTの8着を正しく活用すれば、「昨年までとは違う」お洒落が簡単に手に入るんです! この記事は特集・連載「手持ち服でお洒落になれる方法」#02です。
Tシャツやサンダルだとキャンプの格好と変わりません
ショーツを大人っぽく穿く方法
ボタンダウンシャツは山→街への名つなぎ役だ!
シェル+ショーツ合わせは、アウトドアお洒落の常套テク。アクティブな趣が魅力ですが、一方、これまた子どもっぽく見えがちなんですよねぇ。
そこで、オックスフォードBDシャツの出番。ドレスシャツを合わせたら確実に浮きますが、上品さと程よい粗野感を併せ持つBDシャツなら違和感なくフィット。さらっと山→街をつないでくれるというわけです。
足元もブーツやサンダルじゃなくデッキモカシンを選ぶなど、程よいキレイめを意識すれば万事OK。……結論。アナタの短パン姿が子どもっぽいのは短パンのせいじゃないのです!!
クリーンな白BDは、色合わせも選ばず使いやすい。ここでは、手提げのトートバッグもキャンプ臭の緩和に一役。ホーボーのハット1万2500円。(セルストア)クリードの鞄9800円。(クリード プレスルーム)ランコート×ビームスプラスの靴3万8000円。(ビームス プラス 原宿)




シャツ:裾は外に出してリラックス パンツ:やや膝上くらいの丈感がバランスよし
使用した“手持ち服”はこちら
左:ボタンダウンシャツ/INDIVIDUALIZED SHIRTS[インディビジュアライズド シャツ]
ご存じアメリカントラッドの正統を受け継ぐブランドより、寛ぎ感のあるクラシックフィットのBD。2万3000円。(メイデン・カンパニー)
中央:ショーツ/GRAMICCI[グラミチ]
夏定番の“Gショーツ”。お股にはもちろん、180度開脚を可能とするあの仕様が。カーキグレーの色も渋くて素敵♡ 6800円。(インス)
右:アウトドアシェル/THE NORTH FACE[ザ・ノース・フェイス]
防水透湿性のある2レイヤー生地を用いた、万能“スクープジャケット”。2万9000円。(ゴールドウイン カスタマーサービスセンター)
【ベーシックの魔術師直伝】
スタイリスト
鈴木 肇さん
ベーシックを愛し、ベーシックに愛された、本誌お馴染みのスタイリスト。普通の服をさらりとお洒落に見せる理論的なテクニックと、そ~くる!?な魔術師的センスを併せ持つ。
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年7月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。