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NPSのオフィサー オックスフォードシューズ

今春、雨の日も安心なラバーソール搭載になり、実用性がさらにUP!

靴好きの聖地といえば、英国のノーサンプトンです。なにせこの街と周辺には「あのブランドも、このブランドも」と、英国靴を象徴する名門靴メーカーが集まっているのですから。ここで紹介のNPSも、そんな存在のひとつ。日本本格上陸は最近ですが、1881年創業のれっきとした老舗です。

でも、じつは日本人は知らぬうちに、だいぶ以前からココのお世話になっていました。というのもNPSは1959年~’90年代半ばまで、ドクターマーチンの、あの有名なエアクッションソールを生産していたからです。と聞けば、とても親しみを感じますよね?

ところで、同社は英国軍や警察などにあまたの製品を供給してきた、いわゆるサービスシューズの名門という顔も持っています。それは創業時からのことであり、すなわち同国の諸官庁から厚く信頼されているメーカーであるわけです。

そうしたNPSのサービスシューズが一般市場で流通することはほとんどなかったのですが、昨年、日本で上級士官向けの、いわゆるオフィサーシューズが入手可能に。そして、そのうちの3型が今季、ラバーソール・タイプ限定で展開されることになりました。

アッパーのツヤツヤお肌(?)のレザーはちょっとドクターマーチンっぽく、それが好もしい“味”に。また、ややワイドなトウの、丸みに富む木型は無骨&ラギッドで、それがスマート&タイトな着こなしからイマドキのユルめシルエットまで、さまざまなカジュアルにマッチします。しかも、ストレートチップ(写真上)などはビジネススタイルとも親和性が高いとあって、コーディネートの守備範囲がハンパなく広いのです!

メイド・イン・ノーサンプトンという正真正銘の英国靴というだけでもウレシイのですが、お値段がなんともリーズナブル。なので、靴通やドクターマーチン好きにはもちろんですが、この春のフレッシャーズに向けた“初めての英国靴”としても超イチオシしたいのです!

NPSのオフィサー ギブソンシューズとオフィサー チャッカシューズ

ストレートチップ「オフィサー オックスフォードシューズ」と同時展開で、コチラの2型も! 左/プレーントウダービー・タイプの「オフィサー ギブソンシューズ」3万9000円。右/アンクル丈の「オフィサー チャッカシューズ」4万2000円。いずれもコマンドタイプのラバーソール採用であるなど、スペックは「オフィサー オックスフォードシューズ」と同様だ。

NPSの工場

趣ある赤レンガ造りの工場外観。ちなみにNPS(N.P.S.)とは「Northamptonshire Productive Society」の略。この名称からもわかるとおり、じつは協同組合が母体のシューメーカーなのだ。

NPSの
オフィサー オックスフォードシューズ

製法:グッドイヤーウェルテッド
アッパー素材:レザー(ハイシャイン加工)
ソール素材:合成ラバー(コマンドタイプ)
カラー:ブラック
価格:3万9000円

問い合わせ先/グリニッジ ショールーム ☎ 03-5774-1662
http://greenwich-showroom.com/

※表示価格は税抜き


文/山田純貴

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